ワイナリー便り

★3月23日の勝沼ワイン映画祭の様子です。

2019.04.26

くっきーこと、久木元洋子です。

今日の勝沼は初夏のような陽気です。もう春は終わった感じすらします。

ここ1か月の温度の変化は急激で、3月末には雪が降ったりしていたんです。

その3月23日のお話。

 

3月23日の土曜日は勝沼ワイン映画祭を、

メルシャンさんと、フジッコワイナリーで開催しました。

この日はとても寒くて、雪が舞ったりしていたんですが、

会場は大勢のお客さまの熱気で暑いくらいでした。

上映した映画はシャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーの元工場長であった、

浅井昭吾氏ペンネーム麻井宇介)にまつわる映画「ウスケボーイズ」

国内のみならず、数々の海外の映画祭の賞を受賞している話題作です。

ワイナリー売店でもチケットを販売していましたが、

途中からお断りを入れなければならないほどの人気ぶり。

 

実はこの日、メルシャン会場とフジッコワイナリー会場に、

「ウスケボーイズ」の柿崎ゆうじ監督が舞台挨拶に来られるとのことで、

私たちスタッフも気合が入ります。

フジッコワイナリー会場では、映画の上映前に柿崎ゆうじ監督の挨拶です。

なんとっ!!!

柿崎ゆうじ監督だけじゃなくて、「ウスケボーイズ」に出演されていた、

出合正幸さんに、伊藤つかささん、竹島由夏さんもお越し頂き、

舞台挨拶なんて!なんて贅沢なのでしょう!!!

これは本当に、今日来られたお客さまは非常にラッキーかと。

 

豪華な舞台あいさつの後、「ウスケボーイズ」が上映されました。

会場はフジッコワイナリーの地下セラーです。

当初は80名のはずが、膨れに膨れて110名。

大入り満員で暖房を入れなくても暖かいという、すばらしい条件での映画鑑賞となりました。

 

映画鑑賞の後は映画際実行委員である丸藤葡萄酒工業の大村社長が各ワインメーカーを紹介してくださって、立食パーティ!

ワインメーカーもお客さまと混じって、歓談。

 

くっきーも大村社長と一緒に、お客さまにインタビューしたんですよ。

「今夜もノムリエール」を書いた漫画家イセダ マミコさんや、

「日本ワインに首ったけ」を書いたしど せんしゅうさんにもお話を聞きました。

 

その後は大村社長と弊社チーフワインメーカーの鷹野ひろ子が、麻井 宇介さんの想い出をお話ししていたところに、

メルシャンでのトークショーを終えられた柿崎ゆうじ監督が戻ってきてくださって。

非常に贅沢で、またワインの関係者だけではなく、その場にいらしたお客さまにも、

豊かな時間を共有いただけたのではないでしょうか。

 

麻井さんのような先人がいらっしゃったからこそ、

今日の勝沼のワイン業界の発展があるのだなぁと。

 

最後に大村社長が麻井 宇介さんに言われた、

今でも耳に残っている言葉を紹介します。

 

「メルシャン1社だけが良くても駄目だ!

みんなが良くならなければ勝沼は産地として認められない!」

この言葉が今の勝沼を作ったのですね。